1. 研究室紹介
ABOUT

私たちの研究室は、子どもたちの脳と心の発達を科学的に探求し、発達障害や学習の困難に対する新しい理解と支援方法を提供することを目指しています。

発達の過程で現れるさまざまな特性や課題に対して、脳の活動や認知機能を多角的に調査・分析し、科学的データに基づいた実証的なアプローチを採用しています。

私たちのビジョンは、発達に困難を抱える子どもたちが必要なサポートを適切に受けられるようにし、彼らが持つ可能性を最大限に引き出すことです。

そのために、最新の研究技術を活用し、個別に最適化された支援方法を提供することを重視しています。

また、私たちの研究が、保護者や教育機関、社会全体の発達理解に貢献し、すべての子どもが健やかに成長できる環境づくりに寄与することを目指しています。

RESEARCH

当研究室では、子どもたちの発達と認知機能に関する研究を、実験研究、臨床活動、そして最先端の研究環境という3つのアプローチから多角的に進めています。

  • 実験研究
    子どもの視覚、聴覚、記憶、社会性、運動機能など、さまざまな認知領域を対象に、心理学的な実験を行い、脳の働きや認知特性を解明します。脳波測定(EEG)や近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)などの最先端技術を駆使し、認知のメカニズムに迫ります。
  • 臨床活動
    発達障害や学習困難を抱える子どもたちに対するアセスメントと支援を行っています。知能検査や認知機能検査を通じて、それぞれの子どもの特性を把握し、個別に最適な支援プランを提供しています。
  • 研究環境
    脳波測定室や共用プレイルーム、共用相談室など、子どもたちが安心して検査や研究に参加できる環境を整えています。また、最新の研究機器を使用し、正確なデータ収集を実現することで、より深い理解を可能にしています。