発達相談の概要

「発達相談」では、子どもたちの発達や学習に関するお悩みについて相談を受け、必要な評価や適切な支援を提供しています。
私たちは、子どもたちが持つ個別の特性やニーズを理解し、科学的なアプローチに基づいてサポートを行っています。
個人向け相談は、主に保護者様を対象とし、アセスメント(評価)や支援プランの提案を行います。
行政向け相談では、教育機関や自治体の発達支援策に対して、助言やサポートを提供しています。
個人向けと行政向け相談の違い
個人向け相談
- お子さまの発達や学習に関する保護者の方からのご相談を受け付け、アセスメントと日常のサポート方法を提案します。
- 知能検査や認知機能検査を通じて、お子さまの状態や特性を把握し、適切な支援を提供します。
行政向け相談
- 教育機関や自治体職員の方を対象に、発達支援や学習支援プログラムへのアドバイスを行います。
- 施設や学校現場で役立つ支援策を提案し、必要に応じて連携サポートも提供しています。
ご相談前の確認事項
当研究室の発達相談をご利用いただく際に、いくつか確認していただきたい事項があります。
ご理解とご協力をお願いいたします。
対応できないご相談内容
以下の内容については、当相談室での対応が難しいため、対象外となりますことをご了承ください。
- 医学的な診断名が必要な場合
- 医療的な対応が優先される場合(お薬の処方や服用など)
- お子さまが検査者と1対1で遊んだり課題を行ったりすることが難しい状態にある場合
- 保護者様のみを対象とした継続的なカウンセリングを希望される場合
外国にルーツを持つお子さまについて
外国にルーツのあるお子さま(外国籍、日本語以外が母語の方、帰国生、国際結婚家庭など)のご相談もお受けしていますが、対応できる言語には限りがございます。お申し込み時にご確認ください。
その他の注意事項
- 当相談室は医療機関ではないため、診断や薬の処方、健康保険の適用は行っておりません。
- 他の医療機関や相談機関を利用中の場合は、事前に主治医や担当者の了承を得てください。
- 大学教育の一環として、相談・アセスメント・支援に学部学生や大学院生が陪席する場合があります。
- 相談の受付および対応は、月曜〜金曜(祝日除く)の10:00〜18:00です。
- 相談内容やお子さまの状態に応じて、検査を実施せず、対応の中止をご提案する場合があります。